
さて、今回は私が妊娠~出産までにかかった費用の総額と内訳を紹介します。
ちなみに無痛分娩です。
お住いの自治体によって負担公費の額が違ったり、病院によって検査費用が異なってくると思いますが、参考にして頂ければと思います。
妊娠・出産の費用のほとんどは医療費控除が適用されるので、忘れずに確定申告もして下さいね。
目次

妊婦健診は基本14回あり、その検査費用は都道府県の公費が使われています。
お住いの自治体によって、公費の負担額が異なりますのでご注意下さい。
ちなみに私の住んでいる自治体は約12万が公費負担額でした。

最初に通院した病院は出産は扱っていなかったので、32週目で無痛分娩ができる病院に転院しました。
母子手帳を貰う前に2回受診したのですが、その際の費用の内訳は以下です。
7-8週目:初診で3,830円※初診料込みで保険適用でした。
10週前:6,000円※自費でした。
また、出産日前日に時間外で受診した費用は4,600円でした。
この時は前駆陣痛と判断され、一度自宅に帰宅となりました。
妊婦健診の自己負担額と内訳
※太字は病院が追加で行った検査です。
費用は合計約4万円(上記の母子手帳を貰う前&時間外費用も含む)でした。
私は経過が順調だったので金額としては安い方かもしれません。
ちなみに、40週以降はNST検査を週2で行うらしいのですが、その病院は保険適用になるとのことでした。
妊娠週数 | 検査内容 | 公費負担(円) | 自己負担(円) | 備考 |
---|---|---|---|---|
8-11 | 基本妊婦検査、 採血・血糖検査、 子宮頚部細胞診 | 24,870 | 2,950 | |
12-15 | 基本妊婦検査、 超音波検査 | 3,750 | 0 | 超音波券使用 |
16-19 | 基本妊婦検査、 超音波検査 | 3,750 | 2,950 | |
20-23 | 基本妊婦検査、 超音波検査 | 8,530 | 2,950 | |
24-27 | 基本妊婦検査、 4Dエコー | 3,750 | 2,950 | |
24-27 | 基本妊婦検査、 貧血検査、 HTLV-1抗体検査、 血糖検査、 性器クラミジア検査、 4Dエコー | 16,570 | 2,950 | |
28-31 | 基本妊婦検査、 超音波検査 | 3,750 | 2,950 | |
28-31 | 基本妊婦検査、 超音波検査 | 3,750 | 0 | 超音波券使用 |
32-35 | 基本妊婦検査、 採血、 超音波検査 | 3,750 | 8,040 | 転院初診料込、 無痛分娩用に採血、 超音波券使用 |
32-35 | 基本妊婦検査 | 3,750 | 0 | 連休と被り健診なし ⇒37週で使用 |
36 | 基本妊婦検査、 貧血検査(実施せず)、 B群溶血性レンサ球菌検査、 超音波検査(実施せず) | 13,890 | 790 | 妊婦健診は0円、 無痛分娩で麻酔科受診 ⇒費用発生 |
37 | 基本妊婦検査 | 3,750 | 0 | 38週で使用 |
38 | 基本妊婦検査 | 3,750 | 0 | 39週で使用 |
39 | 基本妊婦検査 | 3,750 | 0 | 使用せず |
超音波検査 | 4,780 | ー | 3回分使用 |

最初に通った病院が基本エコーをする方針だったことは後になってから知りました。
私が感じたエコーのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
・赤ちゃんの動きが見れる
・写真やムービーが多く残る
※コロナで検査の付き添いが不可になったので、夫的には良かった
・赤ちゃんの成長具合が数値で分かる
デメリット
・自己負担額が増える
出産した病院は必要最低限しかエコーしない方針だったので、節約するという意味では早めに転院しても良かったかなと思います。
ただ、平日の日中しか空いていない&通院にかかる時間が倍近く変わる為、産休前に転院することは難しかったとも思いました。
周囲に産婦人科が多くある方は、エコーをする方針か、費用はいくらか事前に確認しておくことをお勧めします。
私の周辺は、自転車で15分以内で通える産婦人科(紹介状がいらない)がほぼなかったので、決め打ちでした。
ただ、説明が分かりやすい先生だったので結果的に良かったです。

私の場合は、以下の条件で入院・出産しました。
- 大学病院に入院
- 大部屋利用
- 無痛分娩
- コロナ検査実施
- 5日間入院(標準日数、退院延長なし)
出産一時金は42万円支給され、差額の約22万を支払いました。
出産費用の内訳
合計612,966円、自己負担が212,966円でした。
平成28年の大阪府の平均出産費用506,407円に、無痛分娩費用+αを足した分といったところですね。
(出典:平成28年 出産費用の都道府県別平均値、中央値)
項目 | 費用(円) | 備考 |
---|---|---|
食事代 | 9,900 | 15食分 |
病衣代 | 946 | パジャマ借用 |
新生児管理保育料 | 34,920 | 6回分 |
産科医療補償制度掛金 | 16,000 | |
分娩介助料 | 250,000 | |
無痛分娩 | 100,000 | 計画無痛ではない |
先天性代謝異常検査採血料 | 2,800 | 任意検査 |
コロナ検査代 | 0 | 分娩前に実施 |
コロナ唾液採取 | 20 | 手技代 |
入院、検査、処置、注射、再診料 | 198,380 | 点滴、薬、諸々 |
無痛分娩は高額でしたが、選んで良かったと心の底から思います。
ただ、普通分娩でも自己負担が約10万なので、公費負担が増えることを心から願います。
ちなみに新生児聴覚検査スクリーニング検査料は、自己負担1,280円(公費で4020円助成)でした。

さて、高かった妊婦健診費用と出産費用ですが、基本的には医療費控除が使えますので、是非確定申告をしましょう。
忙しくて今年は難しいかもと思っても、大丈夫です!申告期間は5年間あります。
医療費控除については、別途記事でまとめる予定です。
子供が生まれたら出費もかさみますが、使える制度も色々ありますので、賢く使っていきましょう。

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