
今回は風疹の抗体検査とワクチン接種についてです。
自治体によっては無料で抗体検査を受けることができます。
また、抗体が低い場合は、ワクチンの助成金も受けることができる場合があります。
お住いの自治体で一度確認してみて下さい。
目次
風疹とは

風疹とは、発熱・発疹・リンパ節の腫れを特徴とするウイルス性発疹症です。(出典:国立感染症研究所)
抗体を持たない妊婦が妊娠初期に感染すると、胎児が先天性風疹症候群にかかる可能性があります。
先天性風疹症候群では、胎児に難聴・白内障、心疾患の影響が出ます。
予防方法

ワクチン接種が唯一の予防方法です。
抗体があるのか、ないのかは風疹の抗体検査で分かります。
お住いの自治体で異なるかもしれませんが、風しんの抗体検査の対象者は下記です。
一部条件が付く場合もありますので、各自治体で確認して頂けたらと思います。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者
- 妊婦の配偶者
私も夫も自治体の無料風疹抗体検査を受けました。
結果、二人とも抗体価が低く、ワクチン接種をしました。
ワクチン接種後の2ヶ月間は妊娠できないので、妊活を始める方は早めの検査が必要だと思います。
妊娠後の血液検査では、抗体ができていたのでほっとしました。
友人は妊娠後の血液検査で風疹の抗体価が低いことが分かり、2人目を授かる前にワクチン接種を勧められたそうです。
妊娠を希望するカップルでも、風しんの抗体検査やワクチン助成金について知らない方が意外といます。
是非子供を希望される方は、風しんについて知って頂いて、制度を上手く活用して頂けたらと思います。
ワクチン接種の助成金

風疹の抗体価が低い方を対象にワクチン接種の費用を助成する制度が自治体によってあります。
対象者は、風しんの抗体価が低いいずれかの方です。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者
- 妊婦の配偶者
所得制限がある場合もありますので、自治体に確認して頂けたらと思います。
こちらに地域別の支援制度サイトをまとめていますので、よければご活用下さい。

風疹ゼロプロジェクト&コウノドリ

毎年2月4日は風疹の日ということで、日本産婦人科医会で風疹ゼロプロジェクト宣言がされています。
現在40-50代の方のワクチン接種率が低いので、抗体検査のクーポンを受け取った方は、是非受診して頂き風疹が撲滅されればと思います。
また、漫画コウノドリの風疹の回が無料で公開されていますので、こちらも是非読んで頂けたらと思います。
ちなみにコミックでいうと、こちらの第4巻に収録されています。
私は通っていた婦人科にコウノドリが置いてあったので、待ち時間によく読んでいました。
Amazon primeでもドラマのコウノドリが見れるので、妊娠中に一気見しました。
ドラマとしても面白いですし、妊娠時の予期しないトラブルを知る良い機会になったなあと思います。
皆さんも制度を上手く活用して、家族計画に生かして頂けたらと思います。

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