積み立て設定を開始したけど、次は何をすればいいの?
とはいってもあなたが家計を把握する必要がある人かどうかです。ぶっちゃけ世の中には家計把握なんてまったく必要もない人もいます。その見分け方は簡単です。
1年前の通帳口座と今の通帳口座を比較して貯金が手取り年収の2割以上ふえているかどうか
もちろん貯金だけでなく、投資に入れた金額も合算してです。大体手取りの2割を貯金で回せていれば、家計管理は正直いらないと思っています。家計をチェックする必要があるときは、入金力をあげたいときか、なぜか2割貯金できなくなったときです。
といっても普通の人はそんなことはできません。買い物だけならまだしも、コンビニにいったり、自販機でジュースを買ったり、友達と遊んだり・・・・そんな雑多な出費のたびにレシートをとってなんて無理です。・・・できる人もいますが、私には無理です。そこでおすすめの方法が、すべてクレジットカード1枚で支払いを行うです。お得なポイントとか使い分けとかくそくらえです。人類の敵です。やめましょう。
もっというと家賃とかはカード決済できないところのが多いので、口座引き落としで管理します。友達への支払いなど現金で清算するときだけはメモをして別途管理しましょう。
家計のダイエットを開始する前にするべきは支出がどうなっているかの把握です。
家計のダイエットをして余った分を貯金や投資作戦も悪くはないですが、多くの場合気づいたら破綻します。それはもう綺麗に崩壊します。なので最初にやるべきは収入をどの割合で分配するか最初に決めちゃうことです。例がないと面倒なので手取り月収20万円の人の例を示します。
固定費 4割(8万円)、食費 2割(4万円)、趣味 1割(2万円)、趣味 1割(2万円)、貯蓄・投資 2割(4万円)、緊急用の積み立て 0.5割(1万円)
基本はこのラインで、生活環境に応じて割合を変えていけばいいと思います。ただし、貯蓄・投資枠と緊急積み立て枠は増やすことがあっても減らすことはないようにしましょう。
具体的に何をすればいいのかは節約動画などを見れば腐るほど出てくるのでそれを参考にしましょう。通信費を格安SIMにするってのが一番おすすめなことが多いです。あとは無駄な保険の見直しとか・・。
もしボーナスがある人だった場合はボーナスも2.5割は貯蓄に回せるようにしましょう。
何かトラブルが発生したときに(仕事をやめるとか、大けがをするとか)なにもしなくても生活するためのお金が生活防衛費です。これがあると、お金がなくてあわてて投資を切り崩して当座をしのぐなんて言う頭の悪すぎる行動をしなくてすむので必ず必要です。
多くの方の目安となるのが半年~1年の生活費です。大体100万~200万の間になるかと思います。現金での貯金はこの金額を目標にして、超える分を投資に回すようにしましょう。
最初の1年は投資に回す分は最小限にして(最小単位では続けましょう)生活防衛費をためることを意識しましょう。
3か月続けば、習慣となります。1年続けば、成果が実感となります。オルカンが成長すれば、今までの行動が間違ってなかったと確信を持てます。将来の不安を消すためには家計の把握は切っても切れません。
あとは生活防衛費がたまるまでの間はオルカン積み立てだけして、投資関係の情報を集めるのはやめましょう。目の毒です。生活防衛費がたまった後なら最低限の管理はできるようになっていると思うので、余裕のある範囲でやりましょう。